crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「エンパイア・レコード」(Empire record)を観ました

エンパイア・レコードをようやく観ました。

「ようやく」というのは、私の若かりし頃いろいろミニシアターをあるきまわっていた頃、この映画のチラシを見て「リブ・タイラーかーいー!」と思い、いつか見に行こうと思いながらも、「こういう音楽好きが好みそうな映画は、イケてない自分は観ちゃいけないのでは?映画館に行ったらイケイケ音楽好きに占拠されて、居られないのでは!?」とか思って結局劇場公開時に見に行くことができなかったのですが、我らの味方Amazon Prime Videoで会員には見せてくれるじゃないですか。家なら安心して観られる、と数十年越しで観ることができました。

例によって予備知識無しで観始めたのですが、前半は相当退屈でした。キャラがわからないのもあるのですが、レコード屋の店員ってこんなアホとして描かれないといけないの?というくらいイライラしながら観ていました。あまりの酷さに途中でこの映画の評価を見てみると、「カルト映画」とか書いてるんですね。「カルト映画」って使っていいのは「ウィッカーマン」くらいかと思ってました。(それは嘘)

ただ後半からキャラの持ち味が少しわかってきたことと、ストーリーもタイヤが回り始めたような感じでだんだん引き込まれていきます。ラストも含めて結局よくわからないのですが、これが「カルト」と呼ばれる所以なのでしょう。

後で検索してみると、評価もなかなか高いようで、さらにミュージカルの話もあるとのこと。このキャラでミュージカルできんの?とこちらが不安になるのですが、きれいどころと、コメディアン系の方でなんとかなったりするんでしょうか。まあ日本に輸入されたときにどんな配役になるのかは気になりますね。

結論として難しいですが、十代後半の意味わからなささについていける人は見て良いかも。また今後のミュージカルを期待している人は予習も兼ねて!