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いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(Shock and Awe)は映画が面白い・つまらないの話ではない

記者たち 衝撃と畏怖の真実(字幕版)

トミーにウディもいるじゃないの!ってなんかトイストーリーみたいだが、違うんですよ。

2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領はイラク核兵器保有を口実にイラクへ攻撃を加えようとするが、その内容を新聞社ナイト・リッダーの記者たちは深堀りを始め、捏造の情報であることを突き止める。しかし、記事を書いても掲載は他の新聞社の判断によるもののため、記事が掲載されずにいた。しかしそれに負けずに真実の記事を書くことを続けていくが…という感じの内容。

ロブ・ライナー監督の作品ですが、なかなかスピーディーな感じでスリリングでもあります。とはいえ、映画の内容がどうこうとか演技がどうこうとか、そういうレベルの内容ではない気がするよ。日本だとこういう形式の新聞社はないかもしれないので、新聞社のえらいさんの言いなりの記事を書くことが必須で、実際ではない記事が乗せられることもあるということは常識になっちゃってる。そこをどうやって本当の内容を知るか、その答えは自分で見つけるんだ!というロブ・ライナー監督のメッセージのような気がする。

ただ、アメリカもこんな良心はあるのよ、という言い訳のようなものを感じてしまうこともあるけどね。