crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

「アメリカン・マミー アステカの生贄」(AZTEC BLOOD)はお待ちかねミイラもの

 これホントにこの映画のパッケージ?と思ってIMDBもみましたが、同じパッケージでした…

ニューメキシコで何故かアステカのミイラが発見され、発掘隊が調査をしているが、昔の文書を読んで死者の再生を試みると大変なことに…という内容です。

ストーリーもありがちですが、内容もB級を超えてます(下に)。ミイラが生き返ってさあ大変、というよりは、それまでに色々起こる内容がメインです。なんだか妙にスプラッターとかグロい内容が出てくるので、それは頑張ってる感じはするのですが、やっぱり漂うZ級感。

さあ、皆さんお待ちかねのミイラものですよ!!

「アンセイン ~狂気の真実~」(UNSANE)はどこまでが狂気なのかわからなくなるのが怖い

調べてわかったけどこの映画はiPhoneだけで撮影されたとのこと。まぁでもそれを書かなくてもサイコサスペンスとしてはなかなか怖かった。

主人公は過去にストーカー被害にあっており、それが原因の1つとして精神的に参っており、クリニックでカウンセラーに話して、形式的な書類にサインをしたところ、強制入院となってしまう。そこは同様に無理やり入院させられた患者もいるような怪しい病院で、何故かそこに過去にストーカーされた男が職員として働いていた。この先どうなる?!という話です。

最初は「ん?これどういうこと?」という感じで進んでいき入院に至ってしまうが、入院中の行動が実際に自分の狂気なのか、それとも実際に自分以外がおかしいのかがわからなくなり、その辺りがどっちなのかがわからなくなりどっちも怖いよーと思ってしまいました。

iPhoneで映画作ってみるぞー!という方にオススメ

「スパイ・レジェンド」(The November Man)のピアース・ブロスナンはやっぱりエージェント物が似合う

007シリーズはそれほど見てはいないのですが、ピアース・ブロスナンはこういう役が合いますね。

元CIAエージェントのレジェンドだった男が、ある捜査で呼び出され、そのときに元恋人を同僚に殺されてしまう。その操作の裏を探るべく有る女性を探していくが、その背後にはCIAの関係があった…という内容です。

 色々複雑すぎて理解が難しいところもあるのですが、個人的にはそんなにひどくなく、楽しんで見られましたよ。最後の方も「きっとこうなるんじゃない?」という良い期待が見事に達成されてスッキリです。

ピアース・ブロスナンのアクションを見たい方にオススメ!

「完全なるチェックメイト」(Pawn Sacrifice)はノンフィクション

 チェスとか囲碁とかどうもルールを覚えられないので、それができる人は尊敬してしまいます。

子供の頃からチェスが得意だったボビー・フィッシャーとロシアのチャンピオンとの戦いの辺りまでを描いた実話に基づいた内容です。

チェスをするようないろいろ考えすぎる人は精神に支障をきたすことが多いのか、主人公も対戦相手もそのような状態になり、それが緊迫感を出してますね。

ルールを知らなくても分かるような内容なので、皆さん是非!

「ミッシングID」(Abduction)はここからはじまるシリーズ物みたい

 パッケージは派手ですが、なかなかの良作でした。

主人公は高校生で最近妙な夢を見るようになり、それと同時にクラスで共同研究をしていく中で自分の出自に妙な点があることに気付く。今の親は育ての親で、実の親は別にいることがわかりそれを追うが、同時に自分も謎の組織に追われることになりさあ大変、という内容です。

このあと危険な目に合うのですが、それを乗り越えるために色々トレーニングさせられてきた、というところがある意味「ベスト・キッド」のようで、ちょっとうるっと来ます(なぜこのタイミング…)

高校生の割になかなか強くて、このままここからシリーズが始まるようです。ただ監督は変わってしまうのが確実ですが…

ジョン・シングルトンの最後の映画監督作品を見ておきたい方にオススメ!

「アップサイドダウン 重力の恋人」(Upside Down)はなかなか良いSFファンタジー

 パッケージはSFっぽいけど、ファンタジーですね。

重力が反対になっていて上と下が向き合っている世界で、それぞれ境界のあたりで知り合った男女が、その世界をつなぐ会社で再び出会いさあ大変、という内容。

重力がそれぞれあるっていう、現実に考えるとありえないけど設定でなんとかそうしちゃっている感じなので、体質がどうこうというのもちょっと意味がわからない。それはちょっと置いておき(置いちゃっていいのかい…)、そういうもんだと見ていくとなかなか楽しめるラブファンタジーですね。車がどちらかと言うと古いものが出てきたりするので、SFっぽい要素はあまり無いです。

映像としてもなかなかきれいなもので、興行成績はあまりよろしくなかったようですが、自分的にはなかなか楽しめる映画でした。

「そういう設定だ」という前提で見られる柔軟性の有るあなたにオススメ

「ロング・トレイル!」(A Walk in the Woods)は老人の冒険譚

紀行作家が年を取り落ち着こうとするが、アパラチアン・トレイルという長期間のトレイルに挑戦しようと仲間に声をかけ、昔いざこざがあった何十年ぶりに合う仲間とたびに出る…という内容です。

ロバート・レッドフォードはすぐわかったけど、友人役が見た目で分からず、後でニック・ノルティとわかってびっくりですよ。とはいえ、Wikiで見ると彼も79歳とのことで、ひげももじゃもじゃで年相応といえるかも。すごい感動は無いのですが、年取ってからの挑戦で色々ゴタゴタもあったりと、ほっこりする感じです。

歳を取ると挑戦するにも体力やら気力やらお金やら、いろいろな制限があると考えて躊躇してしまうが、さて自分の人生どう生きていくか。

 

「クリミナル 2人の記憶を持つ男」(Criminal)はケビン・コスナーの演技が良い

 他人の脳に人の記憶を移す、という映画はそこそこありますが、これはなかなか良いですね。

CIAのエージェントがアメリカの防衛システムをハッキングするソフトを開発した人物を匿ったまま死亡してしまう。死刑囚の主人公に記憶を移すが、なかなか記憶が戻らない。徐々に戻ってきて彼の癖などまで思い出し、元の人格と移された記憶で善悪の区別がつくようになり、エージェントの妻子を盾に取られてハッキングソフトを渡すことになるが…という内容です。(だいぶ書いちゃったかも…)

いい人役が多かったケビン・コスナーですが、最近は悪役が逆に多くてこれもそうなんですが、途中からいい人も混ざった正義感ある人に変わっていくところがなかなか良いなと思いました。

脳ってそんなに解明されてるんだっけ?という疑問はあるものの、なかなかの出演陣のアクションを見たい方にオススメ!

「二ツ星の料理人」(Burnt)は「グランメゾン東…

 えっ、タイトルがなんか切れてます?気の所為ですよ。

凄腕シェフだったが、有るきっかけで店を辞めていたが、3つ星を取るため昔の仲間を集めて店を出すが…という内容。

どっちがまとまったストーリー(どっちってどれのこと??ねぇ、ねえ!!)なのかは言えないけど、登場人物が多すぎるけどその説明が少なくて、会話の中だけで想像しないといけないので、ちょっと自分は分かりづらい感じがしました。ただ、料理シーンはなかなか緊迫感がありこちらもハラハラする感じでしたよ。

某放送局のレストラン系の連続ドラマを見逃した方にオススメ!!