crawl around the world

いろんな事を書こうと思っていましたが、アマゾンプライムの映画感想を書くコーナーになっています。メジャーな映画が挙がってこない?そう、永遠の夢追い人だから…

2021-01-01から1年間の記事一覧

「ヤン・シュヴァンクマイエル ファウスト」(Faust)は大人になって理解できるアニメーション

一時期ストップアニメーションにハマり、イジー・トルンカやイジー・バルタなどミニシアターで見ていましたが、ヤン・シュヴァンクマイエルもその一人。名前呼びたいだけだろ、と思われがちですが、たしかにそれも理由の1つというのは秘密です、よ… 町中で謎…

「機動警察パトレイバー劇場版」はガンダムとは違うリアルロボット路線でいいと思うのである

ロボットものは欠かさず見ていたが、ガンダムの続編がどんどん続いていく辺りでついていけなくなって、ロボットアニメ難民となっていましたが、その辺りでマンガは見ていたがアニメの方は未見でした。アマプラとは別のソースですが見てみましたよ。 1999年の…

「リターン・オブ・ザ・キラートマト」(Return of the Killer Tomatoes!)はくだらなさで生き残る奇跡の映画

全然内容は覚えていないものの、「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」は衝撃的でした。リターンがあったのを思い出して見てみましたよ。 前の事件から25年が経ち、禁トマト法ができた世界ではピザのソースはジャムになっていたり、トマトが街から消えて…

「1917 命をかけた伝令」(1917)は自分が伝令になったかのような緊迫感

映画賞でいろいろ名前が出てきた映画が、もう見放題に入っていたので見てみましたよ! 第一次世界大戦が行われていた1917年、イギリス人の若手兵士スコフィールドとブレイクに前線の仲間への伝令が命令される。その内容とは、作戦中止の命令で、翌朝までに伝…

「ゾンビ・ウォー101」(Broken Springs)は予想通りのZ級ゾンビ映画

これまたなかなか目を引くパッケージですな。車にゾンビの頭を付けるとは!ちょっと気になったので見てみましたよ。 南部の田舎町で鉱山が爆発し、そこから流れ出た謎の物質により泉が汚染されるが、それを知らずに作られた密造酒が街に広まっていた。高校生…

「バスケットケース」(Basket Case)に見る80年代の自由さ

むかーし、これが話題になって見たかったけどパッケージの怖さもあり手が出せなかったのですが、だいぶ耐性ができた大人になったので見ることにしましたよ。 シャム双生児のベリアルとドゥエインは3人の医師に無理やり分離手術を実施され分けられてしまう。…

「ブラッドムーン」(A Werewolf in England)はモンスター登場シーンでニヤリとさせられるにくい演出

パッケージが煽ってきますな。賞のマークがついていないのが何よりかも。これが果たして隠れた傑作かどうか!いざ!! 殺人罪で捉えられたアーチーは、検事とともに馬車で裁判所に向かっていたが、嵐を感じた馬の脚が進まなくなり、御者が知っているという山…

「スーパーインテリジェンス」(Superintelligence)はほんわかコメディを見たいときにちょうど良い

あらすじだけで選んだこちら、正直言って知ってる俳優さんが誰もいないのですが、仲の良かった友達が誰も来ていない同窓会に来ているのと同じ気分?違う?え、人間性の問題、と… キャロルはカレと別れて、お金よりやりがいを求める仕事をさがしており、知り…

「ゲット・アウト」(Get Out)はドキュメンタリーだ!

ちょっとパッケージが怖すぎて見るのを躊躇していたのですが、うっすら漏らしたかもしれない状態で「今すぐ観る」ボタンを押してみましたよ!きゃっ! アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは白人女性のローズと付き合っており、今度実家の両親に会うことにな…

「バリー・シール/アメリカをはめた男」(American Made)はバリー・シールとは似てないイケメンだから気をつけろ!

未だにCIAとかFBIとかの区別もつかないのですが、いろいろ組織名が出てくるそうな。CEOとCTOとCIOとCOOとどれが一番えらいんでしょう(それは違う話だな…) 大手民間航空会社のパイロットをしていたバリー・シールは、CIAから上空からゲリラ組織の基地を撮影…

「レジェンド・オブ・ゴースト カンタヴィル城と秘密の部屋」(Le fantôme de Canterville)は実はファミリー向け

「~のVFXスタッフが贈る~」って実は都合良い言葉ですよね。元映画のVFXスタジオの下働きしてた人が、こちらの映画でもバイトしてたら使えちゃうんですよ! 18世紀に建てられたカンタヴィル城では、女主人エレナーが謎の死を迎えてから、彼女と執事の幽霊が…

「サマー・オブ・84」(Summer of 84)はスッキリしないが違う怖さがある

1984年のあの夏起きたこと、みたいな感じなんでしょうか。パッケージもオリジナルの牛乳パックに行方不明者の写真が載っている方が良いのですが、こちらも禍々しいフォントが生きてて何でもよく見えてしまいますな。早速見てみましょう。 郊外の街に住むデイ…

「僕のワンダフル・ライフ」(A Dog's Purpose)で泣けない人は両手両足を縛られてワンちゃんに1時間ペロペロされろの刑だ!

続編から見ちゃったので、おおよそあらすじは想像ついちゃうんですが、きっとうるっと来ちゃうんだろうなと思い寝かせておいたのですが、見放題終了の勢いに任せて見ることにしましたよ! (犬側からの視点)初めて生まれた子犬のときに殺処分されてしまい、…

「わたしは、ダニエル・ブレイク」(I, Daniel Blake)はイギリスの貧困への怒りの映画

まさかアマプラ見放題でケン・ローチの作品が見られるなんて、と何かの宣伝のセリフのようですが、監督名を全然見てなかったのでビビりましたよ。まぁタイトルで気づかないところが、最近の映画事情に追いつけていないのがバレてしまうのですがね。 ダニエル…

「アメリカン・アサシン」(American Assassin)のマイケル・キートンはやっぱり渋い

これはまたかっこよさそうな方々で、内容も特殊部隊系のアクションだと!それはもう見るっきゃ無いじゃないの! ラップはビーチで恋人にプロポーズして受け入れられるが直後にテロ組織の銃撃で恋人は殺され、自身も重症を負う。そして数年後、テロリストへの…

「ジャーヘッド 米軍最強の戦艦を奪還せよ!」(Check Point)はパッケージを信用すると痛い目にあう好例

おぉ、これは米軍最強の戦艦が奪われてしまったので、元兵士がホームレスになっていたが、いろいろトラウマを乗り越えて戦艦を奪い返し、アメリカを護る!!という内容だな(推測)… ロイは最強の兵士と呼ばれた元兵士だが、ある事件をきっかけにホームレス…

「奪還:ブレイドファイター」(Death Grip)は自分で言うだけ有りアクションはキレがある

毎回思うのだが、Death Gripから奪還 ブレイドファイターが出るってどういう思考なんだろう。「奪還」と「ファイター」は分かる、けど、「ブレイド」は何?どこから出てきた?と、全然関係ない邦題になっているものは何かのフラグかと想像したりもしているの…

「相撲取りブルーノ」(Sumo Bruno)は現代版ロッキーか?!

外国人が作るSAMURAI映画は山ほどあるが、SUMO映画がどれだけあるか。日本映画でも「シコふんじゃった」くらいしか思いつかないので、検索してみた。予想以上にすごい出た…インドはもちろん、マレーシアとかもあるらしい。これは相撲協会頑張って映画祭でも…

「マーダー・ライド・ショー」(House of 1000 Corpses)は今の時代にここまでやるのがすごい

いろいろ経歴があるロブ・ゾンビ監督、ちょっと気になったので最初の監督作品を見てみましたよ。 10代のカップル2組がガソリン補給に寄ったスタンドで、殺人鬼を扱った博物館を発見し、そこで知ったドクターサタンの木の場所を教えてもらう。道中で拾った…

「オキュラス/怨霊鏡」(Oculus)は自分の好き系なホラー

鏡に霊的な何かを感じるとか言い出したの誰なんでしょう。と言っても、自分もよる鏡の前で自分をまじまじと見ると、老けたなぁ、というのとともに、なんかがヒューと自分から離れていくような妙な感じを受けたりもするので、昔からそうなのかもしれません。…

「魔境伝説アクロバンチ」の思いがけない壮大なストーリーがなかなか興味深い

最近に限りませんが、アマプラの見放題にかなり古めのロボットアニメが打ち込まれることが多く、当時見逃したものも相当ありました。こちらは見逃したというか対象外だったのですが、どんな内容だったのか興味があったので少し見てみました。 謎の大秘宝クチ…

「どろろ」は打ち切りになったけどなかなか良い

小さい頃漫画で見た気がするのだが、流石にアニメはライブで見れなくて気になっていたのだが、見放題でようやく見ることが出来たよ! あらすじは割愛させていただきますが、怪物を倒すと体の一部が戻ってくるって、RPGでお金を稼ぐみたいな感じで、RPGにちょ…

「ダブル・ミッション」(The Spy Next Door)に昔のジャッキー映画の雰囲気を感じる

自分が子供の頃からジャッキーを見ている気がするのですが、よくよく調べてみると今年で67歳!この映画が作られた時点で56歳!?アクションはまだ生身で実演かもしれないが、顔のCG処理はしているんじゃないの?とか疑ってしまうほど若いのですが、どうしま…

「アイ・アム・ソルジャー SAS英国特殊部隊」(I Am Soldier)はSASの人が4:30の早起きさんだと知る映画

SASの人たちに職業を聞くと「I am soldier」と言って、他の軍隊の人だと「I am fighter」とか別の単語を言うということなんでしょうか。ちょっと聞いてみたいが、身近にSAS出身の人がいないので出来ないのです、残念だなぁー(棒読み)。 パラシュート部隊所…

「マンイーター (アンレイテッド・バージョン)」(Rogue)はアニマルパニックの良作

よく見たらマン・イーターなのね、スペースくらい開てほしいんだけど。でかい口はワニでしょうか。巨大化したっつー事?ちょっと見てみますか。 アメリカ人のピートは旅行の記事を書くライターでオーストラリアを訪れていた。ガイドのケイトが操る船に乗り、…

「フォックストロット・シックス」(Foxtrot Six)はインドネシアの政党支配と戦う映画

アメリカ物かと思いきやインドネシア産でびっくりするものがいろいろある最近ですが、こちらも実はインドネシア産(アメリカとの合作)のようで、ちょっと見てみます。 気候変動で穀物の生産に支障が出てきた未来で、インドネシアは石油に変わり穀物の生産で…

「サイコ・ウォード 封鎖病棟 -絶体絶命-」(Psycho Ward)の封鎖病棟に何を期待して行っちゃうのだろうアメリカン

サイコ繋がりでこちらを見てみますよ!えっ、全然関係ない?うそ、そんなはずは!だってIMDBのレーティングだと2.4という高得点を叩き出している作品だよ!きっと間違いだよ。 封鎖されている「ブラック・クリーク拘置所」では、かつて軍の指示で収容された…

「ファンタズムⅡ」(PHANTASM II )は銀のタマタマを見る映画

うん、間違ってないよね、銀のタマタマタマ○○を見る映画なんだと。パッケージでもトールマンが「ほぅれ、見ろ!この銀のタマ○○を!ほぅれ!!」と自分より大きく出しているじゃないの!絶対そうなんです!絶対…(しかしその理論で行くと、シリーズ全て銀のタ…

「クリティカル・ブロンド」(Against the Clock)は流れる映像をぼーっと見る映画

アンディ・ガルシアですよね、なんか目が逝っちゃってますが。他の人達はあまり知らないのですが、ちょっと観てみましょう。 CIAエージェントのケリーはテロに関する任務の途中で脳死状態で戻ってきた。妻である元CIAのテスは、CIAが危険な方法で脳から情報…

「アメリカン・サイコパス」(Chance Has No Empathy)は自分が何者かを知るための長い前フリ

サイコつながりでサイコと名のつく映画を探したらこんなの有りましたよ。パスつけちゃったら紛らわしいでしょ、というかコバンザメ商法ですな。 売れない芸術家だが、自分の求める芸術を探しながらアルバイトで食いつないでいたチャンスは、美しさをある行動…